2ntブログ
あなたは彼氏、彼女とのセックスに満足していますか? 大好きなあの人と、いつまでも仲良く暮らしていくための「飽きないセックス」を極めましょう!

2009/06123456789101112131415161718192021222324252627282930312009/08

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
エッチやオナニーをした後(または、その最中に)、
おしっこがしたくなることってありません?



これ、みんながみんな尿意をもよおすワケではありますが、
男女共に、起こりうる現象なのです。




なぜかは後述。




さて前回潮吹きのメカニズム~潮って何?~にて、
尿量は、抗利尿ホルモンによって調節されていると説明しました。



この、抗利尿ホルモンの分泌量調節は大きく分けて3つの要因があります。



1、血液中の水分濃度による調節

2、1日のリズムによる調節

3、自律神経による調節



1は、前回説明したものです。

水分を過剰摂取した時は、
抗利尿ホルモン分泌は抑制されるため、
水分の再吸収が抑制され、
尿量は増え、色も匂いも薄くなる。


そして脱水状態の時は、
抗利尿ホルモンが大量に分泌されるため、
水分の多くは再吸収され、
尿量は減り、色も匂いも濃くなる。


というものでした。


ちなみに、寒さを感じている時は、
目に見える汗はもちろん、
体表から蒸発していく汗も出にくくなるので、
血液中の水分濃度が高くなり、おしっこが近くなりやすいです。
(他にも原因はありますけど)



2の、「1日のリズム」というのは、

夜間に、大量に尿を生成すると漏れてしまう(おねしょしてしまう)ため、
夜間は抗利尿ホルモンが分泌され、尿量を減らすんです。

ちなみに、小さい子供は、この調節が未発達なため、おねしょしやすいんです。
(他にも原因はありますけど)



3の自律神経による調節、
これが潮吹きの「潮(尿)」生成に大きく関わってくるんです!



まず、自律神経について簡単に説明します。



自律神経には、
交感神経と、それに相反する副交感神経とがあり、

様々な器官がその双方の支配を受けています。



交感神経は分かりやすく説明すると、
「ケンカする時に働く神経系」です。

交感神経が優位に立つと、

心臓はバクバク活発化し、瞳孔は開き、
骨格筋の血管が開いて筋肉が活性化し、
消化器などの働きは抑制されます。


逆に、
副交感神経はリラックスしているときに優位に立ち、

心臓はゆったり落ち着き、
血液は内臓に集中し、
消化器の働きなどが活発化します。



そして、抗利尿ホルモンの分泌はというと、

交感神経が優位に立つと、分泌量が増加し、

副交感神経が優位に立つと分泌量は減るんです。




つまり、副交感神経が優位に立つ方が、尿量は増加するということです。




そして、
男性なら勃起している時、

女性ならクリトリスが勃起し、
膣周辺が充血して柔らかくほぐれている時は、

副交感神経が優位に立っている状態にあります。


(性的興奮ではない「緊張」などを感じすぎると、交感神経が優位に立ち、勃起しなかったり、濡れなかったりすることがある)



副交感神経が優位に立つということは、
抗利尿ホルモンの分泌が減り、
尿量が増えるということ。



つまり、
「セックスやオナニー時に尿の生成量が増える」
ということは、科学的な事実なのです。

(中には、副交感神経の影響だけでなく、もっと別の要因も重なって、性交中に尿生成量が増加すると考える科学者もいる)



そしてそれは、生物学的にメリットのある現象でもあります。



今現在は、
かなり清潔な生活をしていますが、

人類が狩猟採集生活をしていた時代は、そうではありませんでした。

性交行為は、常に細菌感染というリスクがあったのです。



そして、その細菌が体内に進入する、
最も可能性の高いルートが「尿道」なのです。



膀胱炎は、尿道から大腸菌が進入して発生するケースが一番多いです。
(尿道に感染する性行為感染症もある)

さらに細菌は膀胱でおさまらず、尿管を通り腎臓へ達する危険性もあります。

腎盂腎炎になってしまえば、
抗生物質なんてない時代ですから、生死に関わる大問題だったでしょう。

(ちなみに男性は、ペニスの長さの分だけ尿道が長いので、細菌が膀胱まで達することは少なく、膀胱炎が起こりにくい)



そして、
抗生物質などの薬が存在しない時代、
膀胱炎を防ぐ最も有効な方法が、
細菌の侵入を防ぎ、洗い流す「排尿」だったのです。




性器に触れるオナニーやセックスでは、常に細菌感染のリスクがあるため、
その後すぐに排尿して、
細菌が膀胱に侵入するのを防ぐ必要がある。

だから、
オナニーやセックス中に、抗利尿ホルモン分泌は抑制され、大量の尿が生成されて、行為後に排尿するのです。



過酷な環境の中で、
人類はそういう風に進化してきたと考えられています。



ブログ読者さんの中にも、
膀胱炎になり、頻尿を経験した方もいらっしゃると思いますが、
それも、細菌を腎臓へ侵入させないための、身体の防御反応なのです。




あー、生命って素晴らしい。




あー、それにしても長い記事ですね。

まだ全然潮吹きの話をしていませんが、

次の「尿の強制排泄について」で、
前置きは終わりますので、もうちょっとだけ頑張って下さい。



尿の強制排泄、これには、


1、膀胱を圧迫する

2、尿道口付近を刺激する


の2種あります。



1は、膀胱が圧迫されることで、膀胱壁が引き伸ばされ、内圧が高まることで排尿反射(意思とは関係なく、排尿してしまう)が起きてしまう現象です。

膀胱に尿が溜まっている時に膀胱が圧迫され、破裂(破損)しないよう、身体の防御反応で排尿するとも言えるでしょう。


下腹部を強打したり、断続的に圧迫されたりしても起こりますが、
膀胱に最も容易に触れることができるのは、女性の膣内からです。

なので、膣内からの膀胱の圧迫により、排尿反射が起こりやすいです。


ちなみに、過度に緊張した時は、内臓器も緊張するため、
膀胱も緊張して内圧が高まり、おしっこが近くなります。

さらに、生命の危機!ってくらい過度の恐怖を感じると、全身の筋肉が緊張してガタガタ震えだし、胃や膀胱も緊張して縮こまり、お漏らししちゃったりします。



2は、尿の出口である、尿道口付近を刺激することで排尿反射を促すもので、
動物の親子でよく見られる行為です。

産まれたばかりの、まだ排泄がうまくできない子のために、
親が尿道口付近を舐め、排尿を促すんです。


個人差はありますが、
人間にも、この反射が備わっています。


特に子供で起こりやすく、
尿が溜まっている時に、敏感な部分である亀頭(男)、クリトリス(女)を刺激すると、尿意をもよおしやすいです。





はいっ、お疲れ様でした。




ホントに、バカみたいに長くなってしまいました。




次回には、ちゃんと潮吹きについてまとめますので、

前回投稿の6つのポイントにプラスして、

1、セックスやオナニー時に副交感神経が優位に立ち、抗利尿ホルモン分泌が減り、尿量が増える

2、膀胱や尿道口付近を刺激すると排尿反射が起きる


の二つを合わせた8つ、
しっかり頭に入れておいて下さい。



お疲れ様でした(笑)


次の記事へ→潮吹きのメカニズム~尿の可能性~

他の記事へ→もくじ


おすすめサイト様
 ↓ ↓ ↓
『女の子のしくみ~女の子からのアンケート~』
女の子のしくみ
このサイトで女の子の本音を知りましょう。


ランキング参加中です↓応援クリックお願いします↓
ランキング  らんきんぐ2