前回、オーガズムにおける「快感度」の強弱には、
"引き上げライン"が大きく関わっていると説明しました。
そして、快感度にはさらに、「経験」と「感情」も大きく関わっているのです。
そこで今回は、
「経験」について説明していきます。
前回のオーガズム曲線の図に、
快感の度合いを赤色で示してみました。
赤色が濃くなるほど、
『報酬系』によるドーパミン分泌量が増えていくことを意味します。
それから、前回説明したように、
オーガズム時のトータルの快感は、「オーガズム前の安定したドーパミン分泌」+「オーガズム時のドーパミン分泌」になります。
↓
(A)はクリトリスオーガズム熟練者の快感度で、これを基準とします。
(B)(C)は、あまり開発されていない人を表していて(赤色が薄い)、
ドーパミン分泌量が少ないため、オーガズム前も、オーガズム時の快感も弱いわけです。
経験の少ない女性からの、よくある質問に、
「気持ちよさがある程度高まると、敏感になりすぎて『もう触らないで!』となってイケません」
という感じのものがあります。
これは恐らく、(C)のような状態でイッているのだと思います。
経験が浅くても、(B)のようなケースなら、
全体的に分泌量が少なくても、オーガズムに達した時のドーパミン分泌の上乗せにより、はっきりと「イッた」と自覚できるでしょう。
でも、(C)のようなケースだと、
オーガズム前の快感がそこそこ強いため、
オーガズム時に上乗せされるドーパミン分泌量は、相対的に少なくなってしまうわけです。
なので、快感の急上昇が感じられないことから、
「私はイッてない」
と感じるのだと思います。
ちなみに、
幼いころからイタズラしてオナニーしてきた女性は、
処女でもしっかり(A)のように開発されています。
(・∀・)
これは、幼い頃から始めるほど、
「感度」と「ドーパミン分泌量」がちゃんと比例して、しっかりと開発されるようです。
そして、20歳過ぎても、オナニーもセックスもほとんどしていない女性は、開発も遅れることが多いようです。
(スポーツとかでもそうですよね)
でも、何にしろ、
経験を重ねるうちに、誰しもが(A)に近づいていきますので、
あまり悩まずに気持ちよいことをいっぱいして開発していきましょう。
それから、
この経験には、「姿勢」や「刺激の仕方」が大きく関わってくるので、
例えば、
うつ伏せで布団に擦りつけたオナニーばかりしている女性は、
その姿勢での、その刺激に対して、最もドーパミン分泌量が多くなるわけです。
("引き上げライン"も、開発された姿勢において下降していきます)
なので、
正常位で、仰向けでペニスをズボズボ出し入れしても、快感も少ないし、イケないわけです。
上記の図で説明すると、
うつ伏せだと(A)のような状態にあるが、
仰向けだと(B)のような状態で、さらに引き上げラインも上昇してしまう感じです。
そりゃ気持ちよくないし、なかなかイケないですよね。
セックス(男性の愛撫)でイケるようになるためにも、
オナニーである程度イケるようになったら、仰向けや座った姿勢で、指で刺激するオナニーをするなどして開発していく方がいいです。
(これは、『もくじ』のオナニーのすすめシリーズにも書いてあります)
とはいえ、
まだ開発が進んでおらず、
「私、うつ伏せ擦りつけオナニーでしかイケないの!」
という女性でも、
騎乗位から、うつ伏せのような姿勢になり、
クリトリスを男性の恥部に擦りつけるようにすれば、イキやすくなるわけです。
そんな感じで、
セックスでは、オナニー経験と結びつけた刺激を心がけると、より気持ちよくなれるわけですね。
男性の方、
彼女のオナニースタイルを聞き出すのがベストではありますが、
うつ伏せでのオナニーや、足を伸ばしてオナニーをする女性は多い
ということだけでも、知っておいた上で愛撫をしてみて下さい。
女性の方、
男性は、AVの多くがそうしているからか、おっぱいが見たいからか(笑)、
女性を仰向けにして愛撫することが多いです。
初めはうつ伏せオナニーでも構いませんが、
ある程度イケるようになったら、徐々に横寝オナニー、そして仰向けや座位でのオナニーでイケるように開発しましょう。
と、
いつもオナニーを勧めている僕ですが、
僕が勧めるのは、あくまでも
「気持ちのよいオナニー」
です。
たまに、
「なおきさんが言ってるから!」
と、本当は嫌で、気持ちよくもないのに、
武者修行のようにオナニーを頑張ってしまう女性もいらっしゃるようです。
でもそれでは、
嫌々クリトリスをいじる行為により、
「クリトリス刺激」=「嫌な刺激」
と、快感とは逆方向に開発されてしまう可能性があります。
もし、
どうしてもオナニーに嫌悪感や罪悪感があって、全然気持ちよくなれないと言うのであれば、
無理にオナニーする必要はありません。
そんなことならしない方がいいです!
これについては、僕の説明が不十分で、申し訳ありませんでした!
「無理やりにでもオナニーした方がいい」
と、とらえてしまった方、考え方を今すぐ改めて下さい。
またこれは、
オナニーだけでなく、セックスでも同様です。
気持ちよくないプレイを何度も何度も経験してしまうと、
開発が遅れるばかりか、セックスを不快にさえ感じるようになってしまいます。
彼の愛撫が痛かったりしたら、
迷わず、ちゃんと「痛い」と伝えましょう!
そして男性は、
「絶対に痛みは与えない!」
という意識を常に持ってセックスしましょう。
※ここでいう「絶対に痛みを与えない」とは、クリトリスなどの愛撫の話です。
処女や、挿入経験の浅い女性の「挿入時の痛み」に関しては、ある程度仕方ない場合もあります。
それに関しては追々説明していきます。
そんな感じで、
オーガズムにおける、「経験」の影響、理解して頂けましたでしょうか?
伝えたいことを簡単に言うなれば、
気持ちのいい、エッチを楽しむ経験をたくさん積んで、
オーガズムの快感を高めていきましょう。
ということでした。
さて次回は、
「感情」と「快感」との関係です。
ここには、僕が『飽きないセックス』を勧める最大の理由があります。
ある意味、このブログの真意。
ぜひ読んで、セックスの重要性を再確認して頂きたいと思います。
次の記事へ→「オーガズムってどんな感じ?~感情との関係~」
他の記事へ→もくじ
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"引き上げライン"が大きく関わっていると説明しました。
そして、快感度にはさらに、「経験」と「感情」も大きく関わっているのです。
そこで今回は、
「経験」について説明していきます。
前回のオーガズム曲線の図に、
快感の度合いを赤色で示してみました。
赤色が濃くなるほど、
『報酬系』によるドーパミン分泌量が増えていくことを意味します。
それから、前回説明したように、
オーガズム時のトータルの快感は、「オーガズム前の安定したドーパミン分泌」+「オーガズム時のドーパミン分泌」になります。
↓
(A)はクリトリスオーガズム熟練者の快感度で、これを基準とします。
(B)(C)は、あまり開発されていない人を表していて(赤色が薄い)、
ドーパミン分泌量が少ないため、オーガズム前も、オーガズム時の快感も弱いわけです。
経験の少ない女性からの、よくある質問に、
「気持ちよさがある程度高まると、敏感になりすぎて『もう触らないで!』となってイケません」
という感じのものがあります。
これは恐らく、(C)のような状態でイッているのだと思います。
経験が浅くても、(B)のようなケースなら、
全体的に分泌量が少なくても、オーガズムに達した時のドーパミン分泌の上乗せにより、はっきりと「イッた」と自覚できるでしょう。
でも、(C)のようなケースだと、
オーガズム前の快感がそこそこ強いため、
オーガズム時に上乗せされるドーパミン分泌量は、相対的に少なくなってしまうわけです。
なので、快感の急上昇が感じられないことから、
「私はイッてない」
と感じるのだと思います。
ちなみに、
幼いころからイタズラしてオナニーしてきた女性は、
処女でもしっかり(A)のように開発されています。
(・∀・)
これは、幼い頃から始めるほど、
「感度」と「ドーパミン分泌量」がちゃんと比例して、しっかりと開発されるようです。
そして、20歳過ぎても、オナニーもセックスもほとんどしていない女性は、開発も遅れることが多いようです。
(スポーツとかでもそうですよね)
でも、何にしろ、
経験を重ねるうちに、誰しもが(A)に近づいていきますので、
あまり悩まずに気持ちよいことをいっぱいして開発していきましょう。
それから、
この経験には、「姿勢」や「刺激の仕方」が大きく関わってくるので、
例えば、
うつ伏せで布団に擦りつけたオナニーばかりしている女性は、
その姿勢での、その刺激に対して、最もドーパミン分泌量が多くなるわけです。
("引き上げライン"も、開発された姿勢において下降していきます)
なので、
正常位で、仰向けでペニスをズボズボ出し入れしても、快感も少ないし、イケないわけです。
上記の図で説明すると、
うつ伏せだと(A)のような状態にあるが、
仰向けだと(B)のような状態で、さらに引き上げラインも上昇してしまう感じです。
そりゃ気持ちよくないし、なかなかイケないですよね。
セックス(男性の愛撫)でイケるようになるためにも、
オナニーである程度イケるようになったら、仰向けや座った姿勢で、指で刺激するオナニーをするなどして開発していく方がいいです。
(これは、『もくじ』のオナニーのすすめシリーズにも書いてあります)
とはいえ、
まだ開発が進んでおらず、
「私、うつ伏せ擦りつけオナニーでしかイケないの!」
という女性でも、
騎乗位から、うつ伏せのような姿勢になり、
クリトリスを男性の恥部に擦りつけるようにすれば、イキやすくなるわけです。
そんな感じで、
セックスでは、オナニー経験と結びつけた刺激を心がけると、より気持ちよくなれるわけですね。
男性の方、
彼女のオナニースタイルを聞き出すのがベストではありますが、
うつ伏せでのオナニーや、足を伸ばしてオナニーをする女性は多い
ということだけでも、知っておいた上で愛撫をしてみて下さい。
女性の方、
男性は、AVの多くがそうしているからか、おっぱいが見たいからか(笑)、
女性を仰向けにして愛撫することが多いです。
初めはうつ伏せオナニーでも構いませんが、
ある程度イケるようになったら、徐々に横寝オナニー、そして仰向けや座位でのオナニーでイケるように開発しましょう。
と、
いつもオナニーを勧めている僕ですが、
僕が勧めるのは、あくまでも
「気持ちのよいオナニー」
です。
たまに、
「なおきさんが言ってるから!」
と、本当は嫌で、気持ちよくもないのに、
武者修行のようにオナニーを頑張ってしまう女性もいらっしゃるようです。
でもそれでは、
嫌々クリトリスをいじる行為により、
「クリトリス刺激」=「嫌な刺激」
と、快感とは逆方向に開発されてしまう可能性があります。
もし、
どうしてもオナニーに嫌悪感や罪悪感があって、全然気持ちよくなれないと言うのであれば、
無理にオナニーする必要はありません。
そんなことならしない方がいいです!
これについては、僕の説明が不十分で、申し訳ありませんでした!
「無理やりにでもオナニーした方がいい」
と、とらえてしまった方、考え方を今すぐ改めて下さい。
またこれは、
オナニーだけでなく、セックスでも同様です。
気持ちよくないプレイを何度も何度も経験してしまうと、
開発が遅れるばかりか、セックスを不快にさえ感じるようになってしまいます。
彼の愛撫が痛かったりしたら、
迷わず、ちゃんと「痛い」と伝えましょう!
そして男性は、
「絶対に痛みは与えない!」
という意識を常に持ってセックスしましょう。
※ここでいう「絶対に痛みを与えない」とは、クリトリスなどの愛撫の話です。
処女や、挿入経験の浅い女性の「挿入時の痛み」に関しては、ある程度仕方ない場合もあります。
それに関しては追々説明していきます。
そんな感じで、
オーガズムにおける、「経験」の影響、理解して頂けましたでしょうか?
伝えたいことを簡単に言うなれば、
気持ちのいい、エッチを楽しむ経験をたくさん積んで、
オーガズムの快感を高めていきましょう。
ということでした。
さて次回は、
「感情」と「快感」との関係です。
ここには、僕が『飽きないセックス』を勧める最大の理由があります。
ある意味、このブログの真意。
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このブログを始めた頃より、微々たるも知識が増えてきましたので、
以前投稿した『女性のイクは様々』を、より専門的に書き換えることにしました。
(『もくじ』内のタイトルも、書き換えました)
ではオーガズムの説明に入りますが、
なるだけ分かりやすいように、図を書いてみました。
(ちなみに、「オーガズム」は「イク」と同じ意味です)
下記の図は、
何かの文献から持ってきたわけでもなく、僕が書いたものです。
性科学的調査報告やアンケート調査、経験から考察して、皆さんに分かりやすいようにと図にしてみた感じです。
横軸が時間の流れ、
縦軸が快感の度合いで、上に行くほど快感は高まります。
そして快感が高まり、感覚が閾値(赤いライン)を超えることが『オーガズムに達する(イク)』ということになります。
そして、
人は「快」を感じると、『報酬系』という回路が活性化し、快感物質であるドーパミンが放出されます。
(ドーパミンや報酬系に関しては色んな意見がありますが、ここでは議論しません!)
簡単に言えば、このドーパミン放出量が多いほど、快感が強くなり、
縦軸が上に行くほど、大量のドーパミン放出が生じているということです。
では、それらを踏まえた上で、
クリトリスオーガズム(クリトリスでイクこと)を見ていきながら詳しく説明していきます。
↓図(A)
(1)愛撫により快感が高まり、徐々に上昇していきます。
(2)そしてその感覚が"引き上げライン"(青いライン)まで達すると、一気に快感は引き上げられます。
女性が「もうイッちゃう」とか「イキそう」とか言うのは、
大体この"引き上げライン"を超えたあたりになります。
(3)閾値まで達し、数秒間快感が持続します。
これがオーガズムです。
(4)その後、クリトリス刺激による「快感度」は低下します。(「敏感さ」は低下しない)
こんな感じです。
"引き上げライン"というのは、
女性の状態により変化するもので、
これが高いか?低いか?で「イキやすさ」が変わってきます。
例えば、
足をピンと伸ばし、全身にグーッと力を入れたりすると、この"引き上げライン"を低くすることができ、
結果、少ない刺激でも閾値へと引き上げることができるので、イキ易くなります。
例えば↓図(B)
どんな姿勢がイキ易いかは、若干個人差がありますが、
自分のイキ易い姿勢、力の入れ方を知っている女性は、この"引き上げライン"をコントロールできるわけですね。
逆に、
股関節、膝を曲げ、さらに全身脱力状態では、
"引き上げライン"は上昇するので、かなりの快感刺激を与えても、なかなかイケなくなります。
こんな感じで↓図(C)
「すんごい気持ちよくてイキそうだったのに、姿勢を変えたら快感が遠のいた」
なんてことを経験したことがある方は多いかと思いますが、
それもこの"引き上げライン"の昇降によるものというわけです。
"引き上げライン"は、そういった、
女性の姿勢、力の入れ方や、オーガズムの経験により、大きく上下すると考えて下さい。
そして、オーガズムに達した後は、
10秒~数分程(個人差が大きい)一気に快感が冷め、「敏感さ」だけが残り、オーガズムからの連続した刺激は不快にさえ感じます。※図(A)の(4)
ちなみに、図(A)の快感曲線は、あくまでクリトリス刺激による快感度ですので、
オーガズム後は一気に急降下しているわけです。
(クリトリス刺激以外の『報酬系』による快感もあり、それはまた後で説明します)
ざっと、こんな感じです。
ではこの一連の流れを頭に入れた上で、さらに詳しく見ていきましょう。
まず、
オーガズム時のドーパミン大量分泌は、閾値を超えた後に刺激を続けることで生じるものです。
なので、
閾値を超えてすぐに刺激を止めると、
オーガズムに達したとは言え、ドーパミン分泌は少量に留まり、オーガズム後のクリトリスの"敏感さ"だけが生じます。
→下図(D)の(1)
これはもう快感も薄いし、なんとも後味の悪い感じになりますので、
女性が「イク~!」と言ったら、
愛撫を少なくとも8秒くらいは続けましょう。
これは大体の目安ですが、
まず、「イク~!」と言ってから3秒くらいは同じ強さの刺激を続け、
その後5秒くらいかけて徐々にゆっくりにしていき、
さらに3秒くらいは、触れたまま動きを止めて、その後離す感じです。
そうすることで、
クリトリス自体の快感度は下がっても、別の『報酬系』によるドーパミン放出が残存するため、
全体としての快感度はある程度保たれるんです。
→上図(D)の(2)
この図(D)の、(1)と(2)では、
満足度が大きく大きく違ってきます。
すぐに動きを止めても、イキきれない不満が残りますし、
逆に刺激を続け過ぎても、クリトリス刺激に対しては「快感」は無くなり、「敏感さ」だけが残るので、
快感から一気に不快感に変わってしまいます。
セックスが巧い人は、
このイカせた後の刺激の仕方も絶妙で、
オーガズム後に心地よい余韻を与えることができるわけですね。
それから、快感の強さについてですが、
閾値を超えてからの最終的な快感の強さは、
「オーガズム前の安定した快感」+「オーガズム時の快感」
になります。
その理由は、
通常の『報酬系』快感によるドーパミン分泌と、
オーガズム時のドーパミン大量分泌では、その回路が若干違っているところにあります。
なのでオーガズムに達すると、
通常の快感に上乗せする形で、オーガズム時のドーパミン放出が生じるのです。
図で見ると、「安定した快感」とは、
"縦軸のある一定の高さで横に平行移動しているところ"を指します。
つまり、"引き上げライン"ギリギリのところ。
(図(A)だと、(2)のあたりです)
その安定した快感に上乗せするかたちで、オーガズム時の快感がプラスされるわけです。
図(A)で言うなれば、
(2)+(3)が、トータルの快感ということ。
ちなみに、"引き上げライン"を超えると、すぐに閾値まで達してしまうことが多いので、
"引き上げライン"より上で安定した快感を得るのは難しいです。
その為、トータルの快感は、"引き上げライン"ギリギリの快感が大きく関わってくるわけです。
ここまで、何となく理解でしたでしょうか?
1)引き上げラインを超えれば、ほぼ同じ刺激でオーガズムまで達することができる。
2)快感の強さは、「オーガズム前の安定した快感」と「オーガズム時の快感」の総和である。
とりあえずこれだけ頭に入れて下さい。
そしてここからは、
熟練者の快感度の強いクリトリスオーガズムについて説明します。
最初に男性が熟練者の場合ですが、
これは、僕がよくやる愛撫の方法です。
↓
(1)まず、愛撫をして、"引き上げライン"まで快感を高めます。
(2)さらに愛撫を強くし、快感を高めます。
すると、"引き上げライン"を超えるので「イッちゃう!」となります。
でもそこで、
(3)「もうイッちゃうの?まだイカせないよ」とか言って微妙に刺激を弱め、
"引き上げライン"より上、閾値より下になるよう、愛撫をコントロールします。
(4)で、さらに閾値の際(きわ)を攻める感じで刺激を調節し、
「もうホントにイッちゃう!」となったところで、
(5)「まだダメ、力抜いて」と言って脱力させ、"引き上げライン"を上昇させます。
で、"引き上げライン"を上昇させると、同じ刺激ではすぐに快感が冷めてしまうので、
(6)ちゃんと脱力できたところで(気持ちいいと、うまく脱力できない子もいる)愛撫を強くし、
"引き上げライン"ギリギリで快感を安定させ、
「あ~スゴイ!…もうダメ~、力抜いてるのにイッちゃう~!」となったところでイカせます。
※実際は、もっと時間(横軸)を長くして愛撫していくのですが、図にする都合上短くしています。
こうすると、
「オーガズム前の安定した快感(6)」が普通にイカせる時より高くなるので、
トータルの快感が大きくなるわけです。
それから、女性が熟練者の場合は、
男性の愛撫刺激に合わせて"引き上げライン"をコントロールすることで、
「オーガズム前の安定した快感」をなるだけ高くしていくわけです。
つまり、
男性の刺激が弱すぎるなら、"引き上げライン"を下げて快感度を高めるように引き上げ、
すぐにイッてしまいそうなら、"引き上げライン"を上げて快感度を高い位置で安定させるようにしてからイク。みたいな感じです。
まあ、女性の場合は、何度でもイケるので、
あっさりイッて、またイッて、ということもできますが、
一回のオーガズムで大きな快感を得るには、
上記のように"引き上げライン"をコントロールすることで調節するわけです。
ちなみに、まだカップルの2人とも経験が浅く、
女性の"引き上げライン"は上にあるし、男性の刺激の仕方も巧くない、というのであれば、
図(C)のようになかなかイケなくなるのも頷けると思います。
どうでしょう?
オーガズムについて、少し理解できたでしょうか?
ここまで、
主に"引き上げライン"について語ってきましたが、
快感度を左右する要素は、もちろんそれだけではありません。
僕は、あと二つあると考えています。
一つは「経験」、
そして何より大切なもの、それは「感情」です。
それらについてはまた来週投稿します(たぶん)
次の記事へ→「オーガズムってどんな感じ?~経験との関係~」
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以前投稿した『女性のイクは様々』を、より専門的に書き換えることにしました。
(『もくじ』内のタイトルも、書き換えました)
ではオーガズムの説明に入りますが、
なるだけ分かりやすいように、図を書いてみました。
(ちなみに、「オーガズム」は「イク」と同じ意味です)
下記の図は、
何かの文献から持ってきたわけでもなく、僕が書いたものです。
性科学的調査報告やアンケート調査、経験から考察して、皆さんに分かりやすいようにと図にしてみた感じです。
横軸が時間の流れ、
縦軸が快感の度合いで、上に行くほど快感は高まります。
そして快感が高まり、感覚が閾値(赤いライン)を超えることが『オーガズムに達する(イク)』ということになります。
そして、
人は「快」を感じると、『報酬系』という回路が活性化し、快感物質であるドーパミンが放出されます。
(ドーパミンや報酬系に関しては色んな意見がありますが、ここでは議論しません!)
簡単に言えば、このドーパミン放出量が多いほど、快感が強くなり、
縦軸が上に行くほど、大量のドーパミン放出が生じているということです。
では、それらを踏まえた上で、
クリトリスオーガズム(クリトリスでイクこと)を見ていきながら詳しく説明していきます。
↓図(A)
(1)愛撫により快感が高まり、徐々に上昇していきます。
(2)そしてその感覚が"引き上げライン"(青いライン)まで達すると、一気に快感は引き上げられます。
女性が「もうイッちゃう」とか「イキそう」とか言うのは、
大体この"引き上げライン"を超えたあたりになります。
(3)閾値まで達し、数秒間快感が持続します。
これがオーガズムです。
(4)その後、クリトリス刺激による「快感度」は低下します。(「敏感さ」は低下しない)
こんな感じです。
"引き上げライン"というのは、
女性の状態により変化するもので、
これが高いか?低いか?で「イキやすさ」が変わってきます。
例えば、
足をピンと伸ばし、全身にグーッと力を入れたりすると、この"引き上げライン"を低くすることができ、
結果、少ない刺激でも閾値へと引き上げることができるので、イキ易くなります。
例えば↓図(B)
どんな姿勢がイキ易いかは、若干個人差がありますが、
自分のイキ易い姿勢、力の入れ方を知っている女性は、この"引き上げライン"をコントロールできるわけですね。
逆に、
股関節、膝を曲げ、さらに全身脱力状態では、
"引き上げライン"は上昇するので、かなりの快感刺激を与えても、なかなかイケなくなります。
こんな感じで↓図(C)
「すんごい気持ちよくてイキそうだったのに、姿勢を変えたら快感が遠のいた」
なんてことを経験したことがある方は多いかと思いますが、
それもこの"引き上げライン"の昇降によるものというわけです。
"引き上げライン"は、そういった、
女性の姿勢、力の入れ方や、オーガズムの経験により、大きく上下すると考えて下さい。
そして、オーガズムに達した後は、
10秒~数分程(個人差が大きい)一気に快感が冷め、「敏感さ」だけが残り、オーガズムからの連続した刺激は不快にさえ感じます。※図(A)の(4)
ちなみに、図(A)の快感曲線は、あくまでクリトリス刺激による快感度ですので、
オーガズム後は一気に急降下しているわけです。
(クリトリス刺激以外の『報酬系』による快感もあり、それはまた後で説明します)
ざっと、こんな感じです。
ではこの一連の流れを頭に入れた上で、さらに詳しく見ていきましょう。
まず、
オーガズム時のドーパミン大量分泌は、閾値を超えた後に刺激を続けることで生じるものです。
なので、
閾値を超えてすぐに刺激を止めると、
オーガズムに達したとは言え、ドーパミン分泌は少量に留まり、オーガズム後のクリトリスの"敏感さ"だけが生じます。
→下図(D)の(1)
これはもう快感も薄いし、なんとも後味の悪い感じになりますので、
女性が「イク~!」と言ったら、
愛撫を少なくとも8秒くらいは続けましょう。
これは大体の目安ですが、
まず、「イク~!」と言ってから3秒くらいは同じ強さの刺激を続け、
その後5秒くらいかけて徐々にゆっくりにしていき、
さらに3秒くらいは、触れたまま動きを止めて、その後離す感じです。
そうすることで、
クリトリス自体の快感度は下がっても、別の『報酬系』によるドーパミン放出が残存するため、
全体としての快感度はある程度保たれるんです。
→上図(D)の(2)
この図(D)の、(1)と(2)では、
満足度が大きく大きく違ってきます。
すぐに動きを止めても、イキきれない不満が残りますし、
逆に刺激を続け過ぎても、クリトリス刺激に対しては「快感」は無くなり、「敏感さ」だけが残るので、
快感から一気に不快感に変わってしまいます。
セックスが巧い人は、
このイカせた後の刺激の仕方も絶妙で、
オーガズム後に心地よい余韻を与えることができるわけですね。
それから、快感の強さについてですが、
閾値を超えてからの最終的な快感の強さは、
「オーガズム前の安定した快感」+「オーガズム時の快感」
になります。
その理由は、
通常の『報酬系』快感によるドーパミン分泌と、
オーガズム時のドーパミン大量分泌では、その回路が若干違っているところにあります。
なのでオーガズムに達すると、
通常の快感に上乗せする形で、オーガズム時のドーパミン放出が生じるのです。
図で見ると、「安定した快感」とは、
"縦軸のある一定の高さで横に平行移動しているところ"を指します。
つまり、"引き上げライン"ギリギリのところ。
(図(A)だと、(2)のあたりです)
その安定した快感に上乗せするかたちで、オーガズム時の快感がプラスされるわけです。
図(A)で言うなれば、
(2)+(3)が、トータルの快感ということ。
ちなみに、"引き上げライン"を超えると、すぐに閾値まで達してしまうことが多いので、
"引き上げライン"より上で安定した快感を得るのは難しいです。
その為、トータルの快感は、"引き上げライン"ギリギリの快感が大きく関わってくるわけです。
ここまで、何となく理解でしたでしょうか?
1)引き上げラインを超えれば、ほぼ同じ刺激でオーガズムまで達することができる。
2)快感の強さは、「オーガズム前の安定した快感」と「オーガズム時の快感」の総和である。
とりあえずこれだけ頭に入れて下さい。
そしてここからは、
熟練者の快感度の強いクリトリスオーガズムについて説明します。
最初に男性が熟練者の場合ですが、
これは、僕がよくやる愛撫の方法です。
↓
(1)まず、愛撫をして、"引き上げライン"まで快感を高めます。
(2)さらに愛撫を強くし、快感を高めます。
すると、"引き上げライン"を超えるので「イッちゃう!」となります。
でもそこで、
(3)「もうイッちゃうの?まだイカせないよ」とか言って微妙に刺激を弱め、
"引き上げライン"より上、閾値より下になるよう、愛撫をコントロールします。
(4)で、さらに閾値の際(きわ)を攻める感じで刺激を調節し、
「もうホントにイッちゃう!」となったところで、
(5)「まだダメ、力抜いて」と言って脱力させ、"引き上げライン"を上昇させます。
で、"引き上げライン"を上昇させると、同じ刺激ではすぐに快感が冷めてしまうので、
(6)ちゃんと脱力できたところで(気持ちいいと、うまく脱力できない子もいる)愛撫を強くし、
"引き上げライン"ギリギリで快感を安定させ、
「あ~スゴイ!…もうダメ~、力抜いてるのにイッちゃう~!」となったところでイカせます。
※実際は、もっと時間(横軸)を長くして愛撫していくのですが、図にする都合上短くしています。
こうすると、
「オーガズム前の安定した快感(6)」が普通にイカせる時より高くなるので、
トータルの快感が大きくなるわけです。
それから、女性が熟練者の場合は、
男性の愛撫刺激に合わせて"引き上げライン"をコントロールすることで、
「オーガズム前の安定した快感」をなるだけ高くしていくわけです。
つまり、
男性の刺激が弱すぎるなら、"引き上げライン"を下げて快感度を高めるように引き上げ、
すぐにイッてしまいそうなら、"引き上げライン"を上げて快感度を高い位置で安定させるようにしてからイク。みたいな感じです。
まあ、女性の場合は、何度でもイケるので、
あっさりイッて、またイッて、ということもできますが、
一回のオーガズムで大きな快感を得るには、
上記のように"引き上げライン"をコントロールすることで調節するわけです。
ちなみに、まだカップルの2人とも経験が浅く、
女性の"引き上げライン"は上にあるし、男性の刺激の仕方も巧くない、というのであれば、
図(C)のようになかなかイケなくなるのも頷けると思います。
どうでしょう?
オーガズムについて、少し理解できたでしょうか?
ここまで、
主に"引き上げライン"について語ってきましたが、
快感度を左右する要素は、もちろんそれだけではありません。
僕は、あと二つあると考えています。
一つは「経験」、
そして何より大切なもの、それは「感情」です。
それらについてはまた来週投稿します(たぶん)
次の記事へ→「オーガズムってどんな感じ?~経験との関係~」
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『エッチな告白体験談ブログ』
セックスに関するコンプレックスで、胸の大きさに次いで多いのは、
「濡れない」
「イケない」
(オーガズムはもちろん、エクスタシーも感じたことがない)
のようです。
これも気にするコトないです。
おそらく原因は男性でしょうし。
まず「濡れない」というあなた。
もちろん濡れやすい、濡れにくいってのはありますが、
僕が経験した女性で、本当に濡れない人は一人もいませんでした。
僕はセックスする前に、
エッチについていろいろ話合っていたんですが、
「あたし濡れないんだぁ」
と自白してくれた子が5~6人いました。
その女性らは、みんなローションを使ったことが無いようだったので、
「ローションすんごい気持ちいいんだよ♪」
と、「濡れないことなんて全然気にする必要ない」ってコトを話しました。
そして、イチャイチャし始め、全身を愛撫してゆっくり攻めたあと、
ローションを使う前にアソコに手を伸ばしてみると・・・
濡れてるし。
というコトはやっぱり、
男性の愛撫が足りないってのが一番の原因なんでしょう。
とは言え、本当に濡れない人もいるようです。
でもそんなコトは気にする必要ありません。
現代は「ローション」という優れた代物があるんですから。
ローションでぬるぬるプレイを楽しみましょう。
そして「イケない」というあなた。
これには3パターンあります。
一つは単純に男性のテクニック不足。
一つは女性の経験不足。
(オナニーしましょう)
で、もう一つは、
「イク」ことに対す不安、恐怖心などで、
イキそうになると女性自身が拒絶してしまうというものです。
これは心の問題。
男性が優しく包み込んでくれる人であれば、
安心して身を任せられる人であれば、イケるようになります。
「濡れない」「イケない」どちらも、
セックスの最中にそんなコトを考えてたんじゃあ、どんどん悪くなる一方。
何度も言いますが、
女性は、男性以上に「心」が重要なんです。
もしあなたが彼の思いやりを感じることができないというのであれば、あなたが彼に思いやりを注いで下さい。
「こんなにしてあげてるのに」
と言っているようでは思いやりとは言えません。
「優しさ」という名の押しつけではダメ、
相手が重荷に感じるだけですから。
相手の気持ちを考える「思いやり」が大事なんです。
それが伝われば、きっと彼も分かってくれるハズです。
男性も、もちろん同じ。
「思いやり」+「セックス」でハッピーセックスライフを送っていきましょう。
次の記事へ→『セックスは7: 2:1』
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「濡れない」
「イケない」
(オーガズムはもちろん、エクスタシーも感じたことがない)
のようです。
これも気にするコトないです。
おそらく原因は男性でしょうし。
まず「濡れない」というあなた。
もちろん濡れやすい、濡れにくいってのはありますが、
僕が経験した女性で、本当に濡れない人は一人もいませんでした。
僕はセックスする前に、
エッチについていろいろ話合っていたんですが、
「あたし濡れないんだぁ」
と自白してくれた子が5~6人いました。
その女性らは、みんなローションを使ったことが無いようだったので、
「ローションすんごい気持ちいいんだよ♪」
と、「濡れないことなんて全然気にする必要ない」ってコトを話しました。
そして、イチャイチャし始め、全身を愛撫してゆっくり攻めたあと、
ローションを使う前にアソコに手を伸ばしてみると・・・
濡れてるし。
というコトはやっぱり、
男性の愛撫が足りないってのが一番の原因なんでしょう。
とは言え、本当に濡れない人もいるようです。
でもそんなコトは気にする必要ありません。
現代は「ローション」という優れた代物があるんですから。
ローションでぬるぬるプレイを楽しみましょう。
そして「イケない」というあなた。
これには3パターンあります。
一つは単純に男性のテクニック不足。
一つは女性の経験不足。
(オナニーしましょう)
で、もう一つは、
「イク」ことに対す不安、恐怖心などで、
イキそうになると女性自身が拒絶してしまうというものです。
これは心の問題。
男性が優しく包み込んでくれる人であれば、
安心して身を任せられる人であれば、イケるようになります。
「濡れない」「イケない」どちらも、
セックスの最中にそんなコトを考えてたんじゃあ、どんどん悪くなる一方。
何度も言いますが、
女性は、男性以上に「心」が重要なんです。
もしあなたが彼の思いやりを感じることができないというのであれば、あなたが彼に思いやりを注いで下さい。
「こんなにしてあげてるのに」
と言っているようでは思いやりとは言えません。
「優しさ」という名の押しつけではダメ、
相手が重荷に感じるだけですから。
相手の気持ちを考える「思いやり」が大事なんです。
それが伝われば、きっと彼も分かってくれるハズです。
男性も、もちろん同じ。
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