前回、クリトリス愛撫との同時刺激について、「詳しくは説明を省きます」と書いたのですが、
「それ知りたいです」
というメールが後を立たず、
そんなマニアックなあなたのために詳しく説明することにしました。
(前回投稿の本文も「説明は省きます」から「次回説明します」に訂正しました)
あなたは『パブロフの犬』をご存知でしょうか?
これはパブロフという生理学者が実験した犬のことで、
『条件反射』と同じ意味合いで使われています。
それはこんな実験でした。
1、ベルの音を犬に聞かせる。
2、犬にエサを与える。
3、犬は唾液を流してエサを食べる。
この1、2のプロセスを条件付けと言い、
これをしばらく続けると、
「ベルを鳴らすだけで唾液を流す」
ということが起きてくるんです。
これを『条件反射』と言います。
本来、聴覚刺激である「ベルの音」は、
「唾液」とは全く関係ないものです。
それが、長期間「ベルを鳴らした後にエサを与える」という条件付けを行うことで、
「ベルを聞く」ことと「唾液を流す」ことが一連の生理的反応(反射)として関連してくるんです。
この条件反射、
「ベルが鳴ったらご飯の時間だから、ご飯食べることを想像することで唾液が分泌される」
という感じに思われたかもしれません。
しかしこれは、そんな単純なものじゃありません。
この条件反射は、あらゆる動物で見られる現象で、
高等思考能力を持たないとされる動物や昆虫なんかでもありえる現象なのです。
人間で言うなれば「深層心理に刻み込まれる」といった感じでしょうか。
考えてどうこういうわけじゃなく、生理的現象として反射が起きるんです。
ではなぜ条件反射が起きるのか?
なんて話になると、自然淘汰や進化論といった進化生物学の話まで説明しなくちゃいけなくなるので、さすがにそれは省きますが、
こういう条件反射は、全ての動物で起こりうると思っていいです。
つまり、誰でも条件付けすれば、条件反射が生じるということです。
ここでオナニーの話に戻りますが、
未発達の女性が気持ちいいと感じ、エクスタシーに達するのは、
本来クリトリス刺激のみです。
膣も、おっぱいも、お尻も、気持ち良くないのが普通なんです。
そこで、気持ち良いと感じやすいクリトリス刺激と同時に、
気持ち良いと感じながら膣内を刺激することで、
膣内刺激や、おっぱいなどの刺激も気持ち良いと感じるようになってくるんです。
パブロフの犬に当てはめるとすれば、
「ベルの音」→「膣内刺激」
「エサを食べる」→「クリトリス刺激」
「唾液分泌」→「エクスタシー」
といった感じでしょうか。
本来、
クリトリス刺激(エサを食べる)が、エクスタシー(唾液分泌)に繋がるのですが、
膣内刺激(ベルの音)がエクスタシー(唾液分泌)と関連性を持つわけです。
こうして、「イク時はいつも膣内に何かを入れている」という条件付けをしていれば、
「クリトリス刺激だけでは物足りない」という状態になってきます。
クリトリスオナニーをしていると、
膣内に何かを入れたくなってくるんです。
そうなってきたらしめたもんです。
いつしか、クリトリス刺激なしでも、膣内が気持ち良くなってきます。
これ、どれくらいの期間で開発されるかは一概には言えません。
個人差が大きく、どれだけの内容、頻度でエッチやオナニーをしているかで大分違ってきますから。
とりあえず、1~2週間というレベルではないと思って下さい。
少なくとも数ヶ月は必要だと思います。
気長に楽しんで開発していきましょう。
さて、ここからはその応用編です。
条件反射はオナニーだけででなく二人のプレイとしても利用できるものです。
いわゆる調教ですね。
少し例をあげますと、
バイブを利用して女性を攻め、
イキそうになっては緩めを繰り返し、
「もうイカせて~!」となるまで焦らします。
そこで男性が、「フェラしたらイカせてあげる」と言ってチ○コを食わえさせ、そのままバイブを強くして一気にイカせる。
というプレイを続ければ、
「フェラ」と「イクという快感」が条件付けされ、
フェラをするだけで感じて濡れてきちゃう、エッチな女性が出来上がります。
また、男性を調教するとして、
手コキをする時はいつも、女性が赤い手袋をしていて、
何度も焦らして最後は手袋を精液で汚しちゃうというプレイをすれば、
デートの時にその赤い手袋をして男性の手を握るだけで、男性は街中にも関わらず勃起してカウパー垂れ流し…
なんてM男が出来上がります。
こういった『調教』を効率良く条件付けしていくには、少しコツがいります。
条件反射は、
欲求が強ければ強いほど、感情が高まれば高まるほど起こりやすくなるものです。
さっきの例で、
「焦らす」と書いたのはこのためです。
特に男性は、精液を溜めれば溜めるほど性欲が高まりますから、
手コキで、イキそうになっては緩めを繰り返し、
その日は射精させずにおあずけ状態にし、
翌日も手コキ攻めで焦らして、またおあずけにし…
といった感じで3~4日貯めてから(その間はもちろんオナニーも禁止!)、
溜まりに溜まった精液を手袋にぶちまける。
ということをすれば、わりと短期間で変態M男が出来上がるでしょう(笑)
ただ、気を付けなければいけないのは、
必ず相手が気持ち良くて喜んでいる時に条件付けするということ。
もし相手が、「感じてる演技をしているだけで、本当は痛みを我慢していた」
なんて時に条件付けしたら、
それはトラウマとなって、セックスが嫌いになり、
不感症やインポの原因になる可能性があります。
調教して楽しんでるつもりが、実はトラウマを作ってしまっていた。
なんてことの無いように、お互いに話し合い、相手の気持ちを思いやって下さい。
この辺は、SMについて書く時に説明するつもりでしたが、
せっかくなので載せることにしました。
「SMのススメ」について書く時に、また色んな例を出し、僕ら夫婦の実体験も含めて説明していきます。
(まだまだ先の投稿になりますが…汗)
かなりの長文、最後まで読んでくれてありがとうございます。
次回は、膣内に何かを入れてオナニーをして欲しい、もう一つの理由を説明します。
次の記事へ→『女性がセックスでイクために~理論編その2~』
他の記事へ→もくじ
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「それ知りたいです」
というメールが後を立たず、
そんなマニアックなあなたのために詳しく説明することにしました。
(前回投稿の本文も「説明は省きます」から「次回説明します」に訂正しました)
あなたは『パブロフの犬』をご存知でしょうか?
これはパブロフという生理学者が実験した犬のことで、
『条件反射』と同じ意味合いで使われています。
それはこんな実験でした。
1、ベルの音を犬に聞かせる。
2、犬にエサを与える。
3、犬は唾液を流してエサを食べる。
この1、2のプロセスを条件付けと言い、
これをしばらく続けると、
「ベルを鳴らすだけで唾液を流す」
ということが起きてくるんです。
これを『条件反射』と言います。
本来、聴覚刺激である「ベルの音」は、
「唾液」とは全く関係ないものです。
それが、長期間「ベルを鳴らした後にエサを与える」という条件付けを行うことで、
「ベルを聞く」ことと「唾液を流す」ことが一連の生理的反応(反射)として関連してくるんです。
この条件反射、
「ベルが鳴ったらご飯の時間だから、ご飯食べることを想像することで唾液が分泌される」
という感じに思われたかもしれません。
しかしこれは、そんな単純なものじゃありません。
この条件反射は、あらゆる動物で見られる現象で、
高等思考能力を持たないとされる動物や昆虫なんかでもありえる現象なのです。
人間で言うなれば「深層心理に刻み込まれる」といった感じでしょうか。
考えてどうこういうわけじゃなく、生理的現象として反射が起きるんです。
ではなぜ条件反射が起きるのか?
なんて話になると、自然淘汰や進化論といった進化生物学の話まで説明しなくちゃいけなくなるので、さすがにそれは省きますが、
こういう条件反射は、全ての動物で起こりうると思っていいです。
つまり、誰でも条件付けすれば、条件反射が生じるということです。
ここでオナニーの話に戻りますが、
未発達の女性が気持ちいいと感じ、エクスタシーに達するのは、
本来クリトリス刺激のみです。
膣も、おっぱいも、お尻も、気持ち良くないのが普通なんです。
そこで、気持ち良いと感じやすいクリトリス刺激と同時に、
気持ち良いと感じながら膣内を刺激することで、
膣内刺激や、おっぱいなどの刺激も気持ち良いと感じるようになってくるんです。
パブロフの犬に当てはめるとすれば、
「ベルの音」→「膣内刺激」
「エサを食べる」→「クリトリス刺激」
「唾液分泌」→「エクスタシー」
といった感じでしょうか。
本来、
クリトリス刺激(エサを食べる)が、エクスタシー(唾液分泌)に繋がるのですが、
膣内刺激(ベルの音)がエクスタシー(唾液分泌)と関連性を持つわけです。
こうして、「イク時はいつも膣内に何かを入れている」という条件付けをしていれば、
「クリトリス刺激だけでは物足りない」という状態になってきます。
クリトリスオナニーをしていると、
膣内に何かを入れたくなってくるんです。
そうなってきたらしめたもんです。
いつしか、クリトリス刺激なしでも、膣内が気持ち良くなってきます。
これ、どれくらいの期間で開発されるかは一概には言えません。
個人差が大きく、どれだけの内容、頻度でエッチやオナニーをしているかで大分違ってきますから。
とりあえず、1~2週間というレベルではないと思って下さい。
少なくとも数ヶ月は必要だと思います。
気長に楽しんで開発していきましょう。
さて、ここからはその応用編です。
条件反射はオナニーだけででなく二人のプレイとしても利用できるものです。
いわゆる調教ですね。
少し例をあげますと、
バイブを利用して女性を攻め、
イキそうになっては緩めを繰り返し、
「もうイカせて~!」となるまで焦らします。
そこで男性が、「フェラしたらイカせてあげる」と言ってチ○コを食わえさせ、そのままバイブを強くして一気にイカせる。
というプレイを続ければ、
「フェラ」と「イクという快感」が条件付けされ、
フェラをするだけで感じて濡れてきちゃう、エッチな女性が出来上がります。
また、男性を調教するとして、
手コキをする時はいつも、女性が赤い手袋をしていて、
何度も焦らして最後は手袋を精液で汚しちゃうというプレイをすれば、
デートの時にその赤い手袋をして男性の手を握るだけで、男性は街中にも関わらず勃起してカウパー垂れ流し…
なんてM男が出来上がります。
こういった『調教』を効率良く条件付けしていくには、少しコツがいります。
条件反射は、
欲求が強ければ強いほど、感情が高まれば高まるほど起こりやすくなるものです。
さっきの例で、
「焦らす」と書いたのはこのためです。
特に男性は、精液を溜めれば溜めるほど性欲が高まりますから、
手コキで、イキそうになっては緩めを繰り返し、
その日は射精させずにおあずけ状態にし、
翌日も手コキ攻めで焦らして、またおあずけにし…
といった感じで3~4日貯めてから(その間はもちろんオナニーも禁止!)、
溜まりに溜まった精液を手袋にぶちまける。
ということをすれば、わりと短期間で変態M男が出来上がるでしょう(笑)
ただ、気を付けなければいけないのは、
必ず相手が気持ち良くて喜んでいる時に条件付けするということ。
もし相手が、「感じてる演技をしているだけで、本当は痛みを我慢していた」
なんて時に条件付けしたら、
それはトラウマとなって、セックスが嫌いになり、
不感症やインポの原因になる可能性があります。
調教して楽しんでるつもりが、実はトラウマを作ってしまっていた。
なんてことの無いように、お互いに話し合い、相手の気持ちを思いやって下さい。
この辺は、SMについて書く時に説明するつもりでしたが、
せっかくなので載せることにしました。
「SMのススメ」について書く時に、また色んな例を出し、僕ら夫婦の実体験も含めて説明していきます。
(まだまだ先の投稿になりますが…汗)
かなりの長文、最後まで読んでくれてありがとうございます。
次回は、膣内に何かを入れてオナニーをして欲しい、もう一つの理由を説明します。
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